「自分がやりたいこと」「自分が情熱を傾けられること」がわからないっていうのは、そういう軸で考えるからわかんないんじゃないかな。そうじゃなくて、もっと単純に「自分が条件反射的にそうしてしまうもの」をまずリストアップしてみて、そこをもとに「自分」を探ればいいんじゃないかな
— 中川龍😈✨ (@dshocker) 2015年1月5日
ってふと思った話。
Contents
自分がやりたいことがわからない><
って悩む人は多いですね。
うん、そういう人達は、そもそも思考すべき方向性が根本的に違うんじゃないかと思いました。
そもそも自分のやりたいことなんて、誰にもわからん
そんな壮大な問いは、一朝一夕で出るものじゃない。
僕は今タロット占い屋をしていて、この仕事に対してかなり強いやりがいを感じてはいるけれども、それでも「この仕事こそがまさに自分のやりたいことなのか?」と聞かれたら、即答でYESとは答えられない。
もしかしたら、まだまだ掘り下げられる自分があるのじゃないかという気がしてしまう。
というわけで、「自分のやりたいこと」を探すのはやめましょう。
変わりに、今現在の自分が「条件反射的にそうあってしまうもの」をリストアップしてみてください。
そこから「あなたの断片」が見えてくるはずです。
例えば僕の場合は
- 僕は温厚でおっとりした女性が好みだ。
- 僕は昔から付き合う女性のパターンがいつも同じである。具体的には「親に愛されてない」「愛情不足」「愛情に飢えている」タイプの女性と付き合うことが多い。
- 僕は仕事のとき「怒られる」と、強くストレスに感じる
- 僕は「人に深切な自分」が好きだ。
- 僕は人に親切にできなかったとき、自分に対して強い自己嫌悪を感じる。
- 僕はどちらかというとリベラル的(弱者救済的)な政治思想が強い。
- 僕は「正直者は馬鹿を見る」的な言説が嫌いである。(人に優しくすれば利用されるだけみたいな考え方が嫌いである)
- 僕は人に優しくすればそれはいつか自分にも返ってくるものだと考えている
等々の断片がありました。
これらは箇条書きにするとまるで無関係そうなものも多いのですが、これらを総合した結果、結局のところ僕の一番根っこの深いところにある願い?みたいなのは、
- 「とにかく誰かに優しくされたい」
- 「そのために、自分も誰かに優しくしたい」
という二つだったことに気付きました。
僕の生き方は、全てがこの二つに向かっていました。
どんだけ優しさに飢えてる人間だったんだろう……笑
でも、ここまで自分自身を整理できれば、そこから先は簡単です。
そうやって見つけた自分自身の性質を踏まえた上で、その性質を活かせるマネタイズ方法を考えれば良いんです。
そうすればあなたもきっと「やりたいこと」が見つかります。
僕は「人に優しくする」に強い情熱を傾けれる人間なので
やはり「人に優しくする」がそのままマネタイズにならなければいけません。
そういう観点で考えると
- NPO法人等の慈善事業
- カウンセラー・占い師等の、人の悩み相談に相対する職業
らへんの仕事が適切だと考えられます。
おお、後者はまさに今の僕の仕事です笑
うん、これは運が良かったパターンです。
僕は「自分でも気付かぬうちに、自分のしたいことをいつの間にか実践していた」ようです。
しかし普通はなかなかこんなことはないでしょう。
多くの場合、続いて「上記の大風呂敷」をさらに具体的なものに詰めていかないといけません。
- 慈善事業をやるなら、具体的に何の事業を行う? 今の自分の趣味・嗜好から浮かぶものは何だろう? そのなかで、今の自分のスキル・資金力から実行可能なものは何だろう?
- カウンセラーをやるなら、とくにどういった患者をメインターゲットとする?一口にカウンセラーといっても、人生に疲れちゃった中高年の患者が得意な人もいれば、愛情不足故に非行に走る青少年が得意な人もいる。自分がとくに「救いたい」と思うのはどういう相手?
等々、細かいところを煮詰めていきましょう。
そうやって煮詰めていけば、いつかなんとなく「やりたいと思える事業案」or「就職したい業種」などが浮かんでくると思います。
「自分のやりたいこと」とは、こういう思考の果てに辿り着くもの
だと思います。
つまりまとめると
- 最初から「自分のやりたいこと」なんてものを見つけようとするから、余計に答えが見えなくなるんだよ!!
- そんなのは無理だから、まずは「自分を知るところ」から始めようぜ!!
- そのためにまずは、自分の「条件反射」をリストアップしてみると良いと思うよ!!
というお話でした!!
おしまい( `・ω・´)