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新・占いコラム

二者択一スプレッドする前に、その問題は本当に二者択一なの?

二者択一スプレッドはいらない

タロット占いで「二者択一スプレッド」というのがあります。
しかし、僕はこれを使うことは滅多にありません。
今日はそれについて書いてみます☺️

そもそも二者択一スプレッドとは?

これは、タロット占いのスプレッドの一種です。
カードを以下のように展開します。

  • 現状
  • 選択肢Aの未来
  • 選択肢Aの結末
  • 選択肢Bの未来
  • 選択肢Bの結末

こうやってそれぞれの未来をみることで、「AとBどっちを選んだほうがいいか」について判断する材料を揃える。
そんな感じのスプレッドですね。
このスプレッドはシンプルでわかりやすいこともあって、けっこういろんな占い師さんが使われていることが多いのですが、僕はこのスプレッドがあまり好きではなく使うことはほぼありません。
なぜか。
その理由は大きく2つあります。

僕が二者択一スプレッドを使わない理由

1:選択肢を決定するだけなら、占いよりカウンセリングのほうが有用。

1つ目の理由は、そもそもこの占いは、本来の目的である「相談者が意思決定をする」ことに、あまり役立たないからです。

二者択一スプレッドで未来をみたとしても、
「そ、そうなのかーぁ、、、」
「でもやっぱりこっちの選択肢もまだ気になってしまうなぁ、、、」
ってなるだけで、結局そこまで意思決定する理由にならないんですよね。
だったらカウンセリングをしっかりこまかく行って「そもそも相談者はどうしたいのか?」「相談者の本心はどちらに向かっているのか?」「なぜその2つなのか?」「本当にその2つしかないのか?」などの情報を整理して、そのうえで改めて自分自身で考えたいただいたほうが早いんです。
そのほうが、明確に意思決定できる。

こんなふうに、目標地点である「相談者の意思決定」を最優先で考えたとき、
二者択一スプレッドは、あまり有用な「道具」ではないのです。
だったらそこにこだわることはとくにないんじゃないかなと思います。

2:二者択一スプレッドは、視野を狭め、見落としを助長する。

最大の理由はこれです。
人間て、悩んでいるときは、視野が狭くなっていることが多いものです。
するとそういうときは、そもそもの前提条件が間違っていることが多くなる。

いま相談者は、「AにしようかBにしようか迷っている」わけですが、そもそもその問題は本当に「AとBという2つしか選択肢がない状況」なのでしょうか?

僕自身よくあることですが、2つの選択肢で迷うときって、たいていは自分の視野が狭まっているときです。
こういうときは、あとで明確な解決策が見つかったときは、AでもBでもない第三の選択肢、Cに進んでいることが多いです。
しかしこのスプレッドで占ってしまうと、相談者の認識である「AかBしかない」という前提条件を受け入れてしまうことになるので、そこに疑問があります。

その問題が「二者択一ではない」と気付いたときこそ、真の希望が見えてくる。

転職するか、残るか。
この恋をこれからも続けるか、諦めるか。
人生では、確かにこういう疑問が頭に湧き上がることがあります。

でもそもそも、選択肢は本当にそれだけなんでしょうか?
それ以外の道は、何かないのでしょうか?

例えば僕のクライアントで、こんな人がいました。
その人を仮にAさんと呼ぶとしましょう。
Aさんは、「私は無力で何もできない人間だ」を前提に考えている人間でした。
だから「旦那とうまくいかない」という事実に対して、「私ができることは何もない」と考えていました。
だから彼女は、「これからも我慢して今の旦那と結婚生活を続けるべきか、それとも離婚のために動き出すべきか占ってください」と言いました。

しかし色々話しているうちに、
「旦那との関係性は、自分の努力次第でじゅうぶんに修復可能だった」
「私にある選択肢は、『これからも我慢するか』『離婚するか』だけではなかった」
「私には『旦那との接し方を変えて、もっとお互いの意思疎通を図り、より良いパートナーシップを築く』という選択肢があった」
というところに着地しました。

こんなふうに、何かに悩むときの自分って、
根本的に何かを見落としていて、前提条件がまちがったまま考えているときが多いのです。
心がスッとする解決策を見いだせるときってのはたいてい、「私にはもっとたくさんの選択肢があったんだ」と気付くときです。

しかし二者択一スプレッドでは、そういう広い視野を見出しづらいです。
だから僕はこのスプレッドがあまり好きじゃありません。

どこかの誰かの参考になれば幸いです☺️

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