「自分の強みや才能がわからない」
と悩んでいる人は、いったん「自分の弱みや欠点」を探してみるといいです。
人間は、「あなたの長所を教えてください」と問われると、なかなかすんなりと言葉がでてきませんが、「あなたの欠点、弱点、弱みを教えてください」と言われると、意外とすんなりでてきます。
というわけで、まずは自分の弱みを思いつく限りリストアップしてみましょう。
それが終わったら、次にそれを逆転させてみてください🙃
実は、全ての弱みは、そのまますぐに「強み」になるのです。
全ての弱みは、強みに変わる。
基本的にこの世界は「いいこと」と「わるいこと」があるわけではありません。
全ての要素には「いい側面」と「わるい側面」があるだけです。
だから、それが「弱み」であるかのように感じられるのは、それが事実だからではなく、あなたがその属性に対して一面的な見方しかできていないからそう感じるだけなのです。
その弱みは、見方を変えれば、必ずなんらかの形で強みになります。
例えば、 自分は広く浅くいろんな業務をしてきたので、コレという専門スキルや強みがない」と悩む人がいます。
しかしこれは見方を変えれば、「様々な業務を一人でこなせる万能性がある」という強みになります。
こういう人は、個人開業など、1人で全部をやらなければいけないような職業が向いていると言えるでしょう。
個人開業においては、実務も、集客も、経営判断も、事務処理も、全てを自分一人でやらなければいけません。
そういうとき、何か特定の一つしかできない人間では、対応しきれないのです。
それから、「私は経験が少なくてまだ未熟なので…」と悩む人がいます。
これも見方を変えれば、「成長性がある」ということになります。
この場合、「自分自身の成長性」を売りにしてしまえばいいです。
例えば、もしあなたが「未熟+心理学が好き」という属性がそろっているのであれば、「カウンセラーになるのを夢見る●●の勉強ブログ」みたいなのを立ち上げて、そこで自分自身の学習結果を日々書き続けたりしたらおもしろいかもしれません。
それだけでも、あなたのことを応援したくなる人は一定数現れるはずです。
多くの人があなたの成長物語に期待するでしょう。
そうやってファンを掴んでいったら、次にそのブログに広告などを貼ればお金を稼ぐこともできるかもしれません。
だんだん勉強して自信がついてきたら、そのブログで「カウンセリングセッションの受付」をしてみたっていいでしょう。
(実際、このブログの管理人「中川龍」は始めた当初、ヘキサグラムスプレッドと大アルカナしか知らないタロット占い屋でしたが、「ニートだけど占いで稼げるようにがんばる!」みたいな切り口でブログを更新し続け、現在に至っています)
こんなふうに、「自分では弱みだと思っていること」の多くは、たいてい少し見方を変えれば、強みになります。
だから僕のところに相談しにきてくださる方は、だいたいみなさん
「私のこれが強みになるなんて、思いもよりませんでした!」
と驚いて帰っていかれますよ☺️✨
みんな、根本的に勘違いしているんですよ。
「強み=他者より優れていること」だと思い込んでいる。
そうじゃないんです。
強みってのは、自分自身のすでにあるものに「別の見方」を加えることなんです。
どこかの誰かの参考になれば幸いです😊