とある相談者から、
「今年は夢を追うために頑張ろうと思ってますが、本当にこれで正しいでしょうか」
みたいな相談を受けた。
僕はこう返した。
えー!
全然いいじゃーん!
むしろ何がダメなのー?
やりたいんでしょ?
だったらやればいいじゃーん!
理由はそれで十分じゃーん!
やろうよー!
やっちゃおうよー!!!!
すると、すごい驚かれた。
彼女曰く、
「もっと現実を見ろって言われるかと思いました…」
とのことだった。
それ聞いて、僕も逆にびっくりした。
全然意味がわからない。
僕はむしろ、「現実を見ればこそ夢は追うべき」と思うのだ。
現実を見ればこそ、夢は追うべき
では少し考えてみよう。
あなたがこれから、夢を追ったとします。
それで成功すれば万歳ですね。
失敗したとしても、それはそれで「向いてなかったんだな」とか、「こういうやり方だとうまくいかないんだな」ということがわかるだけです。
その経験はきっとこれからの人生に、なんらかの形で役立ちます。
失敗とは、恥ずかしいことではないのです。
ただの学習なのです。
だから、失敗して失敗して失敗しまくることは、すばらしいことです。
それを繰り返したあなたは、10年後、そのときの自分が抱えている別の夢に対して、きっと過去の失敗経験を活かすことができます。
逆に、夢を追わなかったとします。
するとあなたは、残りの人生ずっと「あのときやってれば」「もしかしたら」という思いがぬぐえないまま、生きることになります。
そうやっていつまでもモヤモヤして生きてる人が、あなたの近くにもいませんか?
あなたもそういう人になりたいんですか?
あるいは少し視点を変えてみましょう。
人間はいつか死にます。
それはどんな人でも、いっしょ。
そこから逃れることはできない。
では考えてみましょう。
夢を追ったあなた。
夢から逃げたあなた。
笑顔で死んでいけるのは、どっちかな?
夢を追ったあなたは、結果が出ればもちろん笑顔で死んでいくでしょうね。
もし結果が出なかったとしても、自分なりにやれることをやりつくしたなら、満足した表情で死ぬことができるでしょう。
夢から逃げたあなたは、きっと笑顔ではないでしょうね。
「まだ死にたくない」
「もっとやりたいことがあった」
「これで終わりなんて、あんまりだ」
そう感じながら、死んでいくことでしょう。
あなたは、どちらのような最後を迎えたいですか??
っていうことですよ。
だから僕は、「現実を見れば見るほどに夢はいますぐ追うべき」だと思うのです。
ぼくたちは、たとえどんな小さなものであろうと、
自分の役割を自覚したときにだけ、幸福になれる。
byサン・テグジュペリ
おしまい!