「嫌われることが怖い」
と考えて生きていると、むしろどんどん孤独になります。
岡本太郎さんは、こんな名言を残しています。
「友達に好かれようなどと思わず、友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分を貫いていけば、本当の意味でみんなに喜ばれる人間になれる」
by岡本太郎— 中川龍😈✨ (@dshocker) 2016年8月3日
その後、共感しすぎてテンション上がった僕のツイートがこちらです。笑
めっちゃぐっときた。
— 中川龍😈✨ (@dshocker) 2016年8月3日
これだなー。
ほんとこれ。
「友達に好かれよう」とか「友達に嫌われたくない」ってのを大切にして生きてると、ただの都合のいい人間になってくんだよね。
自分を見失い、自分を忘れ、ただただその場の状況に流されるだけの人間。何もできない人間。そういう人間になっていく。— 中川龍😈✨ (@dshocker) 2016年8月3日
そこまでして「友達に嫌われない自分」を得たところで、そんなのは薄っぺらい友情でしかないから、ちょっと状況が変われば、ぽいっと捨てられるよ。
自分がないということは、自分と一緒にいることで与えられるメリットが明確ではないということなのだから。— 中川龍😈✨ (@dshocker) 2016年8月3日
「他人に嫌われない人間になること」とは、裏を返せば「なんの役にも立たない人間になること」なんだ。
だから表面上は平和な日々が送れているような気がしても、いざってときに誰も残らなくなる。
誰もあなたを必要としなくなる。— 中川龍😈✨ (@dshocker) 2016年8月3日
だから、どんどん嫌われよう。
嫌われても構わないという前提を持って生きていこう。
そのほうが結果的には、「誰かの役に立つ自分」になることができる。
ちゃんと「誰かに必要とされる自分」になることができる。
そういう関係性は深いので、ちょっとやそっとでは崩れない。— 中川龍😈✨ (@dshocker) 2016年8月3日
「人に嫌われない自分」になっても、真の絆は育まれない
こういう自分を選択していると、一時的には波風が立たないので、平和で楽かもしれません。
でもそんな風に生きているあなたは、他人からどう見えるでしょうか?
その答えは「一緒にいてとくに害はないけど、同時にとくにメリットも無いやつ」です。
「一緒にいることのメリットがない」ってことは、それはつまり「必要ない」ってことです。
たまに、「妊娠したことを告白したら、彼に振られた」って女性がいますよね。
あんなに「愛してる」と言ってくれてたのに、どうしてそんなことが起きるんでしょう?
その理由は、「彼が無責任でダメな男だったせい」もあるかもしれません。
だけど、もし女性側が「彼に嫌われないように生きていた」のであれば、その女性側にも問題があります。
女性側がそういう風に生きていると、彼からすると以下のような損得計算が無意識下に生まれるんです。
- 「妊娠してないあなた」だったら、「なんでもいうこと聞いてくれるので都合がいい」というメリットがあった。だから一緒にいた
- しかし「妊娠したあなた」と一緒にいるとなると、「責任を背負わなければいけない」というデメリットが発生する。
- あなたと一緒にいることのメリットは「都合がいい」、あなたと一緒にいることのデメリットは「責任の発生」、ではどちらのほうが重要かと計算した場合、デメリットのほうがはるかに大きい。
- よし、捨てちゃえ!
このように、「嫌われないこと」を重視して生きていると、「あなたと一緒にいることのメリット」は「都合がいい」くらいしかなくなるんです。
すると「表面的な薄っぺらい人間関係」しか育めなくなる。
だから、「ポイッと捨てられやすい人生」になります。
「人に嫌われてもいいと覚悟した自分」になった場合
こういう自分を選択すると、一時的には周囲の人々と喧嘩したり、衝突することもあるかもしれません。
でもそれによって、「自分とはどういう人間なのか?」が明確になります。
だから、あなたのその一面に「共感してくれた誰か」が寄ってくるようになります。
そしてそういう自分になっていけば、どんどん「自分らしさ」が磨かれていくようになります。
すると、「あなたしか放つことができないメリット」を、どんどん放てるようになるでしょう。
それはあなたの考え方や価値観かもしれない。
それはあなたの能力や才能かもしれない。
とにかく何かしらの、「あなたと一緒にいることでしか得られないメリット」を周囲の人々にどんどん与えられる自分になることができます。
するとそういう人は、ちょっとやそっとのことでは、「捨てられない人間」になります。
つまりまとめると、こういうことです。
- 嫌われることで、初めて人は「個性」を育むことができる。そしてその個性が、「真の絆」を育み、ちょっとやそっとでは捨てられない人間関係を構築することができる。
- 嫌われることを恐れている限り、個性が育まれないので、絆も育まれない。薄っぺらい関係性しか作ることができない。だからちょっと状況が変わるとすぐにポイ捨てされやすい人生になりがち。
というわけで、「嫌われることを恐れない人生」を選択しましょう!
そのほうが結果的には、孤独にならないものです!!!!!