「私が我慢すればいい」
恋愛において、ついついそう考えがちな人がたまにいます。
でもあれって、すごくズルい考え方だと思います。
Contents
「私が我慢すればいい」は、ズルい言葉だ。
そもそもこれの本質は「我慢してる」のではなく、「主張することから逃げてるだけ」です。
彼氏としっかり話し合うことをめんどくさがって、怖がって、逃げてるだけ。
だけどそれを「逃げる」とは表現せず、「我慢する」と表現することによって、さも被害者のようなつもりになっている。
すごく、すごくズルいです。
「私が我慢すればいい」は、「楽な」「逃げ道」にすぎない。
我慢しがちな人は、いつでも苦しそうにしています。
だけど冷静に考えてみれば、「我慢すること」はただ逃げているだけに過ぎないのだから、それはつまり「楽をしている」ということです。
そう、この言葉を使う人達は、実は「楽をしてる人」なんです。
本当に苦しいのは、自分の意見をしっかり伝えること。
どう伝えれば誤解を招かず、スムーズに伝えることができるか、しっかり工夫すること。
それを行動で示すこと。
・本当に立ち向かうべき困難から逃げて
・背負わなくてもいい無意味なストレスを勝手に自分で背負ってる
そんな人が「私はこんなに苦労してる」と語るのはスジが違うのではないでしょうか。
「私が我慢すればいい」は他人にストレスを与える迷惑な行為
そもそも人間は、意外と「本心」を隠すことができないものです。
表面上では偽っているつもりでも、態度や言葉の細かいニュアンスから、本音は必ずにじみ出ている。
このとき、普段から自分の思ってることを素直に言ってる人は、相手に伝わる「態度」と「言葉」が同じなので、相手にストレスを与えません。
しかし思ったことを素直に言わない人は、相手に伝わる「態度」と「言葉」がズレてるので、相手にストレスを与えることが多いです。
想像してみてください。
態度では「すごくかまってほしそう」にしているけど、言葉では「そんなことない」といってる男がいたら、どう感じるでしょう?
最初のうちは、かわいいと思うかもしれません。
でもそれがずっと続くと、どうでしょう?
だんだん、疲れてこないでしょうか?
「なんで私があんたの気持ちをいつでも察してやらないといけないんだよ。少しは自分でも、自分の思ったことをハッキリ伝えろよ。めんどくせえよ。疲れるよ」
っとならないでしょうか?
そう、「 私が我慢すればいい」は、他人にストレスを与える行為なんです。
ちっとも相手のためになんてなってない。
「私が我慢すればいい」は、自分も相手もダメにする
彼氏に浮気をされました。
私が我慢すればいい。
彼氏に嘘をつかれました。
私が我慢すればいい。
彼氏がかまってくれません。
私が我慢すればいい。
そんなことを繰り返していれば、彼氏はどんどんダメ人間になっていくでしょう。
するとそれは、我慢してる側にとっても苦痛が増えるだろうし、彼氏にとっても人間性がどんどん堕落していくことになるので、長い目でみればけして良いことではないはずです。
「私が我慢すればいい」という言葉は、今日限り辞めよう。
もしこれを読んでいる人の中に、「私が我慢すればいい」という言葉を使っている人がいたら、是非とも今日からそれをやめてみてください。
ここまで書いた通り、この言葉は何も良い効果を生みません。
あなたがこの言葉を使い続けている限り、
- あなたは「本当に乗り越えるべき困難」が見えなくなり、
- かわりにあなたの人生に「無意味な苦痛」が増え、
- さらに他人に不快感を与え、
- さらに他人を堕落させる、
っていうことになります!
「好きなこと」だけして生きていく。 ガマンが人生を閉じ込める
- 作者: 心屋仁之助
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/02/13
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る