夢ややりたいことを見つけるヒント

「好きなことを仕事にするのは難しい」は本当か?

好きなことを仕事にするのは難しいのか?

世間一般などでよく「好きなことを仕事にするのは難しい」「好きなことで食べていけるのはほんの一握りだけ」みたいなことが言われています。
これは本当なのでしょうか?

今日はこれについて解説します。
先に結論から言っておくと、これはまっかな嘘です。

「夢を叶えるのはそれほど難しくない」

とあるアメリカ人ジャーナリストの調査では、
「夢を持ってすぐに行動に移した場合、経済的な夢なら4割程度実現する」
という結果が出たそうです。

4割だったら、最初の1回や2回くらいは失敗するかもしれませんが、3回くらい挑戦すれば、どれかは当たるだろうと考えられる数値です。
宝くじの当選確率は0.000005パーセントと言われています。
それに比べたら、かなり割のいい数値だということがわかります。

個人開業の95%は成功している

個人で稼ぐ力という本があります。
この本では、以下のような文章から始まります。

みなさんは「起業」と聞くと怖いもの、リスクが高いものというイメージがあるのではないでしょうか?
統計では、起業後3年のうちに10社中7社が倒産するというデータもあります。
しかし、このデータは企業の規模に関係なく集計されたもので、私が行っているようなスモールビジネスにそのまま当てはまるものではありません。
本書では、一人社長や家族経営、また、スタッフがいても5名程度という小規模なビジネスをスモールビジネスと定義します。
私は2006年にスモールビジネスで起業をして、現在、10年目になります。
これまでの間に何百人というスモールビジネスを中心とした起業家と知り合いました。
それでは、そのうちの一体何人の方が起業に失敗していると思いますか?
実際のところ100名のうち5名ほどの方の会社が倒産したり、会社勤めに戻られたりしています。
しかし、残る方は経営を続けられています。
統計の結果とは、ずいぶん違います。
つまり、スモールビジネスに絞れば、起業に失敗するリスクは極端に減るのです。

by「個人で稼ぐ力」より

100人中、失敗した人は5人だけ。
これは、多くの人が信じている「なんとなくのイメージ」とはだいぶ違うことがわかります。

そもそも夢が叶わなかったとしても、何も問題ではない。

さらにいうと、そもそももしあなたが夢を追い、しかしそれが叶わなかったとして、それは実は何も問題はないのです。
なぜならその失敗体験によって、あなたは学習し、成長することができるからです。
成長すれば、あなたは次に何かに挑戦するとき、以前より成長した自分でそこに臨むことができます。
そんなことを2〜3回繰り返せば、そのころにはだいぶ経験値が高まっているはずなので、するとその頃には最初の頃に目指していた程度の夢なんて、余裕で乗り越えられる自分に変わっています。

そもそも普通の人の多くは、根本的にかんちがいをしています。
彼らは、「挑戦の先には成功or失敗しかない」という前提で考えています。

しかし成功する人の多くは、これとは全く違う捉え方をしています。
彼らは、「挑戦の先にはまず失敗があって、その失敗をなんども繰り返した先に成功がまっている」と考えています。

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そう、実はハッキリ言ってしまうと、もしあなたが夢を追って行動を開始したとしても、最初の挑戦なんてまだ経験値がまったく足りないのでそれは9割の確率で失敗します。
でもそれでいいんです。
その失敗が、あなたをもっと強くします。
その失敗であきらめず、「もう一度挑戦しよう」とすれば、次は以前より高い確率で成功します。
これを成功するまで繰り返していけば、必ずあなたも成功することができます。

僕の場合も、僕は最初からタロット占い屋になろうとしたわけではなく、最初の時点ではブロガーになろうとしていました。
しかし、あんまりうまくいきませんでした。
それなりに知名度はつかめたものの、それを継続できませんでした。
そして色々試行錯誤した結果、タロット占いにたどり着いた。
そして今があるだけです。

だから、もしあなたが夢に向かって挑戦し、でも失敗したとして、それは何も気にすることではないのです。
その失敗をもとに、次なる挑戦に進んでいけばいいだけです。
そうすれば必ずどこかで成功します。

夢を追って成功する人って、誰もがこんなふうに、
ただただ「諦めずに挑戦し続けたからうまくいった」というだけなんです。

本当に難しいのは、夢を叶えることではなく、夢を叶えるのは簡単だと理解できる自分になること

僕自身の体験の話もしましょう。
僕は2014年頃、ふと「会社員したくない」と思い立ち、そこからニートになり、そしてなんとかして「インターネットを使ったお仕事」で個人で食べていくことはできないかと挑戦しました。
それから4年経ちました。
僕は今、このブログから得ている収入だけで生活できるようになりました。
なんなら、渋谷に事務所まで持てるようになりました。
つまり僕は、夢を叶えることができたわけです。

そんな僕の感想から言わせてもらうと、
本当に難しいのは「夢を叶えること」ではなく、
「夢を叶えることは簡単だと理解できる自分になること」のほうでした。

実は、夢を叶えること自体は、簡単なんです。
なぜなら、「当たり前のことを当たり前にやればいいだけ」だからです。
例えば僕の場合は、ブログを使って収入を得ようとしていましたので、この場合の当たり前とは、「ある程度定期的にブログを更新すること」や「お客様目線にたった記事を書いて人の役に立つこと」「ファンを増やしていくこと」などが該当します。
これらは、気付いてみればどれも当たり前のことばかりです。

しかし始めたばかりの頃の僕は、こんな当たり前のことがわからなかったんです。
自分なりに努力していたつもりではあったものの、それが全て、独りよがりな努力ばかりで、本当にお客様目線にたって、人に喜ばれるような活動をすることができていませんでした。
しかし、2年経ってもなかなか稼げなかったある日、「このままではいけない」と思い、自分を変えるために、マーケティングの本を読んだり、ブログ集客の本を読んだりして、勉強しました。
しかしどの本を読んでも、「ごくごく当たり前のこと」しか書いておらず、一発で何かが変わるような必殺技や裏テクのようなものはどこにもなかったんです。
そこで僕は気づきました。
「あぁ、成功した人っていうのは、こういう当たり前のことを当たり前にやったから成功しただけなんだな」と。

そこからの僕は心を入れ替え、裏テクのようなものを探すのはやめました。
当たり前のことを当たり前にやることを心がけました。
頭ではわかっててもどうしても実際に行動できないときは、心理学の本などを読んで「どうすればできるようになるのか」を考え続けました。工夫し続けました。
そんな日々を繰り返していたら、少しずつ効果が出るようになり、今では「ブログを書いていただけで渋谷に事務所が持てるレベル」まで成長することができました。

そう、実は夢を叶えるために必要なことって、
特別な才能とかそういうんじゃなくて
当たり前のことを当たり前にやろうと決意すること。
たったそれだけなんです。

つまり、「夢を叶えるなんてだれでもできる」ってことです。
だって、当たり前のことを当たり前にやればいいだけなんですから。笑

もちろん「何が当たり前なのか」を判断できるようになるためには、勉強したり、コンサルなどの先生をつけたりする必要はあるかもしれません。
でもそれだけでいいんです。
たったそれだけで、どんな人でも夢は叶えることができます。

少なくとも当時の僕は特別な資格なんて何もないただの31歳のニートでしたが、それでもこれらに気付いただけで、夢を叶えることができました。
これが僕の「夢を叶えるのは難しいのか?」に対する見解です😊

「夢は叶わないと信じている人のほとんどは、夢を叶えるための努力も、下調べもしません」byはぁちゅう

はぁちゅうさんという方がいます。
この方は、著書の「半径5メートルの野望」のなかでこう言っています。

ミシュランと聞くと敷居が高いように感じてしまうけれど、ランチなら数千円で食べられるお店は山ほどあるのです。
実際、私は母の誕生日をミシュランの星付きのお店で祝ったのですが、ランチのコースは一人4000円で、デザートにメッセージをつけるサービスは無料でした。
お酒を飲まない母と私のお会計は、サービス料も込みで一万円以下。
一万円ならマクドナルドで二日もバイトしたら稼げるお金です。
ところが、その時に食べたものをSNSにアップしたところ、知らない人から「セレブ自慢おつかれさまです」「私は一日千円で生活しています購入なご飯が羨ましい」とネガティブな意見をいくつももらいました。

by「半径5メートルの野望」より

この話が、全てを物語っています。
そう、実は世間でよく言われている「夢を叶えるのは難しい」みたいなのは、こういう「やりもしないうちから勝手に諦めている人達」が勝手に作り上げている迷信に過ぎないのです。
しっかり現実を調べている人は、「どんな人でも、適切な努力と行動をとれば、夢は必ず叶えることができる」という現実を知っています。

もしあなたがこの話を嘘だと思うなら、「夢を叶えるのは難しい」と言ってる人達にこう聞いてみてください。
「あなたは実際に夢を追って行動したことあるの?」

すると99%の人が、「いや、やったことはないよ。だってどうせ無駄だもん…」と返してくるはずです。
つまり彼らは、自分で実際にやったことがあるわけでもないのに自信満々に「できるわけない」と断言している、とても無責任な人達なのです。

「夢を叶えるには才能が必要」も嘘っぱち

「夢を叶えるには才能が必要なはずだ」
「でも私にはそんなすごい才能はない」
「だから私なんかが夢を追っても叶えられないはずだ」
と信じてる人も多いです。
しかしこれも、現実をしっかり調べれば、まったく逆であることがわかります。

例えば漫画家の雷句誠さんは、デビュー当時はまるっきり目立たない存在だったそうです。
しかしその状況を変えるために辛抱強く努力した結果、「金色のガッシュ!!」というヒット作を生み出すことができました。

野球選手のイチローは天才だ天才だともてはやされていますが、実は彼は「練習量」が人並み外れていることでも有名です。

 44歳となる男はこのオフ、週6日のペースで球場に来ているという。
来ていない1日は日曜日。
その理由は球場が閉まっているから。
「なんで休みたがるかわかりませんね」「やらなければいけない、から続けているのではなく、自分がやりたいと思うからやっているのです」「自分にとっては楽しいですし、ここに来たいと思うから続けています」。
練習は日課。同紙も「彼は歩みを止めない」と表現している。

http://news.livedoor.com/article/detail/13780928/

イチローはこんな言葉も残しています。
「何もせずに何かを成し遂げることができるのが天才なら僕は違う」

それから、織田信長もこんな名言を残しています。

生まれながらに才能のある者は、それを頼んで鍛錬を怠る、自惚れる。
しかし、生まれつきの才能がない者は、何とか技術を身につけようと日々努力する。
心構えがまるで違う。
これが大事だ。

パブロ・ピカソは、「ムンクの叫び」などが有名ですが、
こういう大ヒットした作品の影で、それほど売れなかった作品もたくさん抱えています。
ピカソはとくに多作だったことで知られており、生涯で描いた絵は14万7800点にものぼるそうです。

エジソンは電球を発明したことで有名ですが、その影では「霊界通信機」など、よくわからないものを作ろうとして失敗した例も多かったそうです。
Appleの創業者であり、iPhoneを発表したことで有名なスティーブ・ジョブズも、何度か独創的すぎて売れないパソコンを作ってしまっていますし、また性格が苛烈すぎてAppleを追放された時期があったことがあることも有名なエピソードです。

つまり僕が言いたいことは、
成功してる人達はみんな、影で「人並みはずれた努力」をしているだけだよ
ってことです。
多くの人は、成功している人の華々しい一面しか見ていません。
だから、「成功した人には才能があった」「でも私には才能がない」「だから私には無理」と勝手に決めつけています。
しかしそうではないのです。
成功した人にあったのは才能ではなく、「圧倒的な努力量」、ただそれだけです。

でもこれは裏を返せば、どんな人にでも努力すればチャンスはあるということです。
夢を叶えるとは、「できる・できない」ではなく、「する・しない」の問題なのです。
あくまでも本人の意思がもっとも重要なのです。

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