幸せのヒント

「人生を舐めてる」「人生はそんなに甘くない」と言われるあなたへ

こんにちわ!
渋谷のタロット占い屋、中川龍です。
先日、ある相談者とこんな雑談しましたʕ•ᴥ•ʔ

「人生を舐めてる」「人生はそんなに甘く無いからもう少し厳しさをちゃんと知ったほうがいい」と言われるあなたへ

相談者

私はいつも、まわりの人から「人生を舐めてる」「人生はそんなに甘く無いからもう少し厳しさをちゃんと知ったほうがいい」って言われるんですよね😢

だから、もう少しちゃんとした自分になりたいなぁって思ってるんですけど、なかなかどうしていいかわかんなくて、、、、

 

中川龍

それは具体的に、どういうところが「舐めてる」って言われるんですか?

 

相談者

私って何をしてても、すぐ誰かに助けてもらえちゃうんですよね。

今も自分で個人事業を始めようとしているんですが、そしたら両親も資金面で支援してくれましたし、それから古い知人の経営者さんが細かいことを指導してくださったりして、、、

とてもありがたいことなんですけど、いつもそうやって人に助けてもらってばかりなので、これじゃいけないのかなぁーって😢

 

中川龍

いや、それでいいんじゃないですか?笑

 

相談者

え?😳

 

中川龍

んとねー。

それは、あるあるなんですよ。

 

人生がうまくいく人は、たいてい素直です。

素直だから、人の助けも素直に受け取る。

だから、人生がうまくいきます。

 

人生がうまくいかない人は、たいてい素直ではありません。

素直じゃないから、人の助けを素直に受け取りません。

せっかく助けてくれそうな誰かがいても、自分で勝手に「人生は厳しいものなんだから、人に助けてもらうなんて、甘ったれている悪いことだ」と決めつけているので、人の好意を素直に受け取りません。

「私なんかにはもったいないです」「私にはまだまだです」と語り、人の好意を拒絶します。

その結果、辛いことや大変なことを、なんでもかんでも自分一人で背負いこみます。

その結果、疲れて気力を失い、何をやってもうまくいかなくなります。 

そのくせ、自分の人生がうまくいかない理由を「自分が素直じゃないからだ」と気付く想像力がありません。

だから、うまくいってる人のことを「ずるい人だ」と解釈します。

私はこんなに苦労をしているんだから、あいつらも同じように苦労すべきだと認識する。

そう主張することで、うまくいってる人の足を引っ張ろうとするわけです。

  

「人生に革命が起きる100の言葉」という本があります。

その中でこんな一文があります。

 

「人生が辛く、苦しい」のではありません。

あなたが、自分の手でわざわざ「人生を辛く苦しいものにしている」のです。

アドラーは、それをこのように例えました。

「高さが5フィート(約1・5メートル)しかない戸口を通り抜ける方法には2つある。一つはまっすぐ歩くことであり、二つ目は背中を曲げることです。最初の方法を試せば、横木にぶつかるだけです」と。

つまり「人生が辛く、苦しい」と感じている人は、低い戸口に対してまっすぐ進み、頭をぶつけているだけのこと。

事前に背中を曲げれば何も問題はないのです。

しかし、多くの人は低い戸口が「原因」であり、自分は悪くない、と言います。

そうではありません。

腰を曲げない自分が悪いだけなのです

 

 

ようするに、今あなたに「ズルイ」と言ってる人たちは、

「俺は高さ1.5メートルの戸口を通るときでも頭を下げずに通ろうとしてなんども頭をぶつけているのに、お前は頭を下げてすんなり通るなんてズルイ!お前も俺に合わせて頭をぶつけるべきだ!」

と言ってるのと同じなんです。

 

そんなのは、ほっておけばいいですよ😊

ほっといて、あなたはどんどん幸せになればいいです。

 

完全にほっとくのは引け目を感じるというのであれば、むしろあなたの正しさを堂々と主張してあげてください。

「私は人に頼ることで、人生うまくいってるよ😊」

「だからみんなももっと、頼ればいいんだよ😊頼ってごらんよ😊そうすれば私と同じように人生が順調にすすむよ😊」

って!

 

相談者

おおおおお!

なるほど!

そうか、私は間違ってなかったんですね、、、😳

いつもみんなに否定されていたので、そのことがすごく驚きでした!

 

中川龍

うんうん!

さらに言うなら、そもそも人類がここまで発展してこれたのは、「分業」という概念があったからだと言われています。

このことは18世紀の経済学者アダムスミスさんも、国富論の中で語っています。

 

他の動物達には、ここまで明確な「分業」という概念がなかった。

しかし人間だけは、狩りが得意な人は狩りをする、弓作りが得意な人は弓だけをひたすら作る、食品加工が得意な人は食品加工をするといった感じで、それぞれが適正に応じて生きるために必要なタスクを分業しました。

 

分業するってことは、つまり「人に頼る」ってことです。

自分が不得意な分野に関しては、それを得意とする他者に頼る。

その分、自分が得意な分野では、他者が自分に頼ることを許容する。

こういうライフスタイルがあったからこそ、人類はここまで進化してこれたのです。

 

つまり「頼る生き方」こそが、自然なのです。

「頼らない生き方」をしているその人達のほうが、不自然なのです。

というわけで、これからもどんどん素直に頼ればいいですよ😊

ただしこの時、自分ばかりがもらおうとするのではなく、自分もまた他者に頼られることを許容してあげてください。

あなたが得意な分野では、あなたの力でどんどんみんなの役に立ってあげてください😊 

 

相談者

わかりました!

ありがとうございます!

 

おしまい!

読んでくれてどうもありがとう😊 

関連記事